肝細胞癌について

肝細胞がんが見つかったワケ①

私の場合は職場の検診で発見されました。

健診は年に2回あるのですが、前回に行われた昨年の10月では異常なしという結果でした

今回は翌年の3月に撮ったのですが、たった5カ月でこのような結果でした

この結果を受け医師に相談するとすぐにCTを撮るよう指示がありました(私の職場は病院の為、すぐに相談をすることができました)

翌日CTを撮り、そこで分かったのは肝臓の下に7cm大の何かがあること、肺には転移があるこということでした。(右肺に0.7cm~1.8cm大 計4個、左肺に0.4~1.1cm大 計2個)

この結果を受けDrは「悪いものは切ってしまった方がいい」と県内の大きな病院の「消化器外科」へ紹介状を書いてくれましたが、病院からの返事は「消化器内科」または「腫瘍内科」の受診との事でした。

それはイコール切れないor切らないという意味

病院からの返事に大きなショックを受けました。

しかし紹介先の病院の対応はとても早く、予約の多い病院でしたが1番早い受診日を指定してくれトントンと進んでいったのでした。

職場の医師からは両親や夫と受診するよう勧められ私は両親と受診しました

(この時点では、夫には健診で引っかかった事さえも伝えていませんでした。受診してみて、しっかり病態がわかってから伝えようと決めていたからです。)

大切だと感じたこと

ここで感じたのはCTの大切さ。

CTを撮れば異常のある部位がすぐに分かります。

CTはたった5~10分ほどの検査ですし、痛みを我慢したり食事を我慢する必要はありません。(造影CTは別です)

簡単な検査で状態がわかるので、異常を感じたらまずはCTを撮ることをお勧めします

採血の結果はもちろん大切ですが、一般的な採血で異常なしだからといって安心しない方がいいと思います。

私も一般的な採血では異常なしの100点満点でした

一般的な腫瘍マーカーを含めた採血も、なんと異常なし

肝臓に特化した腫瘍マーカーで初めて異常がみつかりました(しかも、とんでもない数値で…)

AFP:10423.5 (基準値:8.8以下)

PIVKA:12789(基準値:40未満)

異変や異常を感じたらCTを撮り、病変が見つかったらその病変に特化した採血をとる

今回はそのことの重要性をヒシヒシと感じましたので、みなさんにしっかりとお伝えしときたいと思います!!